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Company Research · 企業研究・選考 企業研究・選考

求人票の見方【2026年最新版】
給与・休日・待遇の正しいチェック方法

「月給30万円ってみなし残業込みだと実際いくらなの?」「週休2日制と完全週休2日制って何が違うの?」——初めての転職活動で、求人票の見方に困っているあなたへ。

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Category 企業研究・選考
45%
転職者が入社後に条件相違を経験
4,000件超
求人票苦情件数(年間)
20日超
週休2日制と完全週休2日制の年間差

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています

求人票の見方とは、企業が提示する給与・休日・残業・福利厚生などの雇用条件を正確に解読し、入社後のギャップを防ぐための読解スキルです。求人票は「求職者を集める広告」であり法的拘束力がないため、記載内容と実際の労働条件がズレるケースも少なくありません。厚生労働省の調査では転職者の約45%が「入社後に条件が違った」と感じた経験を持ちます。読み方のコツを知るだけで、入社後のギャップリスクをぐっと下げられますよ。

  • みなし残業の実質給与を3ステップで計算する方法
  • ハローワーク賞与欄「20〜30万円」が1回分か年間合計か確認する方法
  • 「週休2日制」と「完全週休2日制」の具体的な違い(年間20日超の差)
  • 2024年の法改正で新たに義務化された3つの明示項目
  • 内定後・入社後それぞれの条件相違時の対処フロー

給与欄の正しい見方【みなし残業の計算方法付き】

みなし残業の実質基本給を3ステップで計算する方法(月給30万円・残業45時間含む場合)
みなし残業の実質基本給を3ステップで計算する方法(月給30万円・残業45時間含む場合)

求人票を見るとき、まず目が行くのが給与欄ですよね。同じ「月給30万円」でも中身が全然違うことがあります。給与体系の種類を把握すると、会社間の比較が格段にやりやすくなります。

給与表示の種類と意味

表示例 意味 確認すべき点
月給30万円 基本給+固定手当の合計 残業代が含まれているか
月給25〜50万円 経験・スキルで変動 自分は最低額になりやすい
年収400〜600万円 賞与込みの想定年収 賞与が保証されているか
基本給23万円+諸手当 基本給と手当が分離表記 手当の内訳と支給条件

みなし残業(固定残業代)の実質額を計算してみよう

「月給30万円(みなし残業45時間含む)」と書かれている場合、実際の基本給は30万円より大幅に低くなります。次の3ステップで実質額が分かります。

月給30万円(みなし残業45時間含む)の場合の計算例です。月平均労働時間は通例173時間で計算します。

  • ステップ1: 1時間あたりの賃金 = 月給 ÷ 月平均労働時間 = 30万円 ÷ 173時間 ≒ 1,734円
  • ステップ2: みなし残業代 = 1時間あたり賃金 × 1.25 × みなし時間数 = 1,734円 × 1.25 × 45時間 ≒ 97,538円
  • ステップ3: 実質基本給 = 月給 - みなし残業代 = 30万円 - 約9.8万円 ≒ 約20.2万円

残業45時間分がすでに給与に含まれているので、他社の「基本給25万円(残業代別途)」と比べても見かけほど差がないことに気づけます。

求人票の記載 実質の基本給(目安) 1時間あたり残業単価(目安)
月給30万円(45時間含む) 約20万円 約1,734円
月給35万円(60時間含む) 約22万円 約2,023円
月給28万円(30時間含む) 約22万円 約1,618円

参考: 厚生労働省「固定残業代に関するガイドライン」 / 残業代の見分け方・計算方法もあわせてどうぞ

  • みなし残業の法的上限は月45時間・年360時間労働基準法第36条)です
  • 45時間を超えるみなし残業は、残業過多の職場サインになりやすい
  • みなし残業を超えた分の残業代は別途支払い義務あり(支払われなければ法令違反)
  • 「月給○万円以上(みなし残業代含む)」と書かれた求人は要確認

基本給と手当の「分離表記」にも注意が必要

知恵袋でも実際にあったケースです。「月給18万円以上」という条件で選んだはずが、雇用契約書では「基本給16万5千円+職務手当1万5千円」という分離表記になっていた。賞与が基本給ベースで計算される会社だったため、実質的に損をしたという事例があります。内定後の条件交渉を検討する際も、基本給を単体で確認しておくことが大切です。

週休2日制と完全週休2日制の違いは?

休日欄を見るとき、この2つの違いを見落とすと大きな後悔につながります。「完全」という文字があるかないかで、年間の休日数が20日以上変わってくることもあるんです。

表記 意味 年間休日の目安
完全週休2日制 毎週必ず2日休める 120〜125日以上
週休2日制 月に1回以上は週2日休みがある(他の週は1日だけの場合あり) 106〜115日程度
シフト制 勤務シフトにより休日が変動 会社によって大きく異なる
112.1日
日本企業の年間休日数(全国平均)
出典: 厚生労働省「就労条件総合調査

全国平均の112.1日を下回る求人は「少ない」と判断していい目安になります。これを知っているだけで、休日の比較がグッとしやすくなります。

  • 125日以上: 優良(完全週休2日+祝日+年末年始)
  • 120日前後: 標準的(完全週休2日+年末年始)
  • 112日前後: 全国平均
  • 110日以下: やや少ない(土曜出勤が月1〜2回ある可能性)
  • 105日以下: 法定最低ライン付近。注意が必要

勤務時間・残業欄のチェックポイント

勤務時間の表記は、見た目よりも実態が変わりやすい箇所です。残業の書き方は会社によってかなり差があります。

記載例 実態 面接・応募時に確認すること
9:00〜18:00(実働8時間) 休憩1時間込みの場合が多い 休憩時間と実残業時間の月平均
残業あり(時間数の記載なし) 時間数が不明で読めない 月平均と繁忙期の時間数を必ず聞く
残業月20時間程度 比較的具体的 繁忙期はその何倍になるか確認
フレックスタイム制(コアタイム有) 柔軟だがコアタイムは出勤必須 コアタイムの時間帯と実際の運用
裁量労働制 みなし労働時間で管理。実態の残業代が出ない場合あり 対象職種・みなし時間・実態を確認

「裁量労働制」は、実際の労働時間にかかわらず「みなし時間分だけ働いたとして」賃金を計算する制度です。営業職・専門職・企画職などで採用されることがあります。みなし時間が8時間で月給30万円の場合、残業を何時間してもその給与は変わりません。

面接では「裁量労働制の実際の月平均労働時間はどのくらいですか?」と確認しておくと安心できます。

福利厚生欄の正しい見方

福利厚生は、毎月の手取りには直接現れないけど、長期的に見ると年収と同じくらい大事な部分です。「福利厚生充実」とだけ書かれている求人には要注意です。

福利厚生の項目 重要度 確認ポイント
社会保険完備 必須(法律上の義務) 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険の4種類すべて
退職金制度 高い 確定拠出年金か退職一時金か。勤続年数の条件も確認
住宅手当 高い 金額と支給条件(独身・既婚の違い、持ち家は対象外等)
交通費 高い 全額支給か上限があるか(月1〜2万円上限の会社も多い)
育児・介護支援 高い(将来を見据えて) 取得実績があるか・復職率はどのくらいか

社会保険については転職時の社会保険手続きガイドに詳しくまとめています。また、福利厚生チェックリストもあわせて確認しておくと安心です。

  • 「各種保険」とだけ書かれている → 何の保険か特定できない
  • 「社会保険完備」の記載がない → 法律違反の疑い(または雇用形態の問題)
  • 「福利厚生充実」だけで具体的な記載がない → 内実が伴わないケースが多い
  • 退職金制度の記載なし → 退職金がない可能性が高い

ハローワーク求人票の賞与欄はどう読む?

ハローワーク求人票の賞与欄:3パターンの記載例と読み方・面接での確認方法
ハローワーク求人票の賞与欄:3パターンの記載例と読み方・面接での確認方法

ここ、ほとんどの人が見落としているんですが、とても大事な話です。ハローワークの求人票で「賞与あり・年2回・20〜30万円」と書かれているとき、この20〜30万円は「1回あたり」なのか「年間合計」なのか——記載だけでは判断できません。

ハローワークの求人票フォーマットでは、賞与欄に「回数・金額」を記載しますが、金額が1回分か年間合計かを統一する規定がありません。そのため次のように読み分けます。

  • 「賞与年2回・年間○ヶ月分」 → 月給の何ヶ月分かが明確。最も信頼できる表記
  • 「賞与年2回・20〜30万円」 → 1回あたりか年間合計か曖昧。面接で必ず確認する
  • 「賞与あり(詳細は面接時)」 → 金額の見当がつかない。採用担当者に直接聞く

「20〜30万円」の記載が年2回それぞれの金額なら年間40〜60万円。年間合計なら1回あたり10〜15万円。2〜4倍の差があります。

聞くタイミングは「最後に質問はありますか?」のとき。「賞与はおよそいくらいただけますか?」と直接聞いて大丈夫です。

  • 「賞与年2回」の金額が1回分か合計かを面接で必ず確認する
  • 賞与の計算基準が「基本給ベース」か「月給全体ベース」かを確認する
  • 試用期間中は賞与が支給されないことが多い(入社タイミングに注意)
  • 「業績連動型賞与」は業績次第でゼロになりうる

参考: ハローワーク「求人情報の見方」公式ページでも賞与欄の記載方法を確認できます。

応募資格欄と試用期間の確認ポイント

試用期間に確認すべき5つのポイント(給与・賞与・期間・登用・解雇リスク)
試用期間に確認すべき5つのポイント(給与・賞与・期間・登用・解雇リスク)

応募資格欄は「自分が応募できるか」だけでなく、「企業がどんな人を本当に求めているか」を読む場所でもあります。

  • 「未経験歓迎」: 教育コストがかかる分、離職率が高い職場の可能性がある。研修体制を確認しよう
  • 「○○経験3年以上」: 即戦力を明確に求めている。経験が足りない場合は正直に伝えた方がいい
  • 「学歴不問」: スキルや実績を重視。ポートフォリオや実績が武器になる
  • 「普通自動車免許必須」: 営業や配送など、移動が仕事に含まれる可能性が高い

試用期間の条件は必ず確認しよう

見落としがちなのが「試用期間」の扱いです。多くの求人では試用期間(通常3〜6ヶ月)が設定されていますが、その間の条件が本採用と異なるケースがあります。試用期間の詳しい注意点もあわせて確認しておきましょう。

  • 基本給が本採用より低く設定されている(「試用期間中は月給22万円、本採用後25万円」等)
  • ボーナスが試用期間中は支給されない
  • 正当な理由があれば試用期間中でも解雇されうる(ただし客観的合理性が必要)
  • 「試用期間後の正社員登用」を前提にしていたが、登用されないケースがある
  • 登用率が低い場合は「正社員登用の実績は年間何人ですか?」と面接で確認する

面接で「試用期間中の給与や待遇は本採用後と変わりますか?」と確認しておくと安心です。

2024年法改正で追加された3つの必須項目

2024年4月から、厚生労働省の職業安定法改正により、求人票への明示が義務化された3つの項目があります。これを知らないと、入社後に「聞いていない」というトラブルになりやすい部分です。

参考: 厚生労働省「職業安定法に基づく求人票の明示事項」

1. 従事すべき業務の変更の範囲(配転・異動)

入社後に担当する業務がどこまで変わりうるかが明示されます。

記載例 意味 確認すべき点
業務の変更の範囲: 会社の定める業務全般 配転の範囲が広い 実際の配転頻度・条件を面接で確認
業務の変更の範囲: 同職種の範囲内 職種は変わらない 担当プロジェクトの変更はあるか確認

2. 就業場所の変更の範囲(転勤)

転勤の可能性と範囲が明示されます。転勤が難しい場合は必ず確認しておきましょう。

記載例 意味
転勤の有無: 有(全国転勤あり) 全国どこへでも転勤の可能性がある
就業場所変更の範囲: 関東圏内 関東圏内での転勤可能性あり
転勤なし 転勤の可能性なし(採用時の拠点が固定)

3. 有期労働契約の更新基準

契約社員・パートなど有期雇用の場合、契約更新の条件や正社員登用の可能性が明示されます。

  • 「配転の頻度はどのくらいですか? 過去の実例を教えていただけますか?」
  • 「転勤の可能性はありますか? あるとすればどのエリアまでですか?」
  • 「契約更新の基準を教えてください。正社員登用の実績はありますか?」

なぜ求人票と実態が違うの?採用担当者の視点から

「求人票の内容がそもそも信用できるか不安」というのは、初転職でよくある疑問です。その不安には根拠があります。

求人票は、法的には「労働者募集の広告」にすぎません。採用側は「できるだけ多くの応募を集めたい」という動機があり、条件を好意的に書いたり、詳細を省いたりすることがあります。ハローワークを通じた求人票であっても、内容の事実確認が十分にできないケースがあるのが現実です。

約45%
転職者が「入社後に条件が違った」と感じた割合
4,000件超
求人票の内容への申し出・苦情件数(年間)
出典: ハローワーク「求人情報の見方」(令和3年度調査)
  1. 法的拘束力がない: 求人票に書いた内容は「予告」にすぎず、入社前に変更されても法的に問えない(労働条件通知書が正式)
  2. 採用側の「良く見せたい」バイアス: 残業時間や離職率など、不利な情報は省かれやすい
  3. 状況変化に対応できない: 求人票を出してから入社までの数ヶ月で、業績や組織が変わることもある

元採用担当者がよく言うのは「求人票は入り口」ということです。応募した求人票をプリントアウトして面接・入社時に持参すると、別条件での採用ならちゃんと説明してもらいやすくなります。この「プリントアウト持参」の習慣は、知恵袋でも実践的なアドバイスとして高く評価されています。ブラック企業の見分け方と組み合わせれば、さらに精度が上がりますよ。

求人票と労働条件通知書の違いは?

「求人票に書いてある内容と、内定後にもらった書類が少し違う」というのは、実は珍しくない状況です。この2つには、法的な立場が大きく異なります。

比較項目 求人票 労働条件通知書
法的拘束力 なし(募集広告) あり(入社前に交付義務)
発行タイミング 応募前 内定後・入社前
記載内容の詳細度 概要のみ 詳細な労働条件(給与・休日・残業等)
内容の変更 企業側が変更しうる 変更には本人の同意が必要
内容が違った場合の優先順位 劣後する 優先される

求人票と労働条件通知書の内容が違う場合、法的には労働条件通知書が優先されます。内定後は必ず内容を確認し、「求人票では○○と記載がありましたが、こちらの確認でよいですか?」と企業に問い合わせましょう。説明に納得できない場合は、内定を辞退することも正当な選択肢です。

内定後の条件確認フロー3ステップ

内定後の条件確認フロー:労働条件通知書請求→差異チェック→交渉or辞退の3ステップ
内定後の条件確認フロー:労働条件通知書請求→差異チェック→交渉or辞退の3ステップ

「求人票はあくまで入り口」と割り切ったうえで、内定後にどう動くかが転職成功のカギです。ここを知らずになんとなくサインした人が、後悔につながりやすいんです。

  1. 内定後すぐに「労働条件通知書」を請求する
    法律上、企業には内定後・入社前に書面で通知する義務があります。「いつ受け取れますか?」と聞くのは失礼ではありません。
  2. 求人票と労働条件通知書を並べて差異チェック
    給与・残業・休日・勤務地・試用期間・賞与の6項目を重点的に確認します。差異があった場合は「求人票では〇〇と記載がありましたが、こちらの確認でよいですか?」と確認します。
  3. 納得できない条件は交渉か辞退を選ぶ
    内定承諾前なら条件交渉の余地があります。内定後の条件交渉のやり方を参考にしてください。どうしても納得できなければ辞退も正当な選択です。内定辞退の伝え方も確認しておくと安心ですよ。
  • 給与(基本給・手当・賞与の保証有無と計算基準)
  • 残業の実態(平均・繁忙期・みなし残業の扱い)
  • 勤務地・転勤の可能性
  • 試用期間中の待遇と期間
  • 入社日・雇用形態(正社員/契約社員の確認)
  • 賞与の支給回数・金額・計算基準

求人票と条件が違ったらどうすればいい?入社後の対処フロー

入社後に求人票と条件が違ったときの対処フロー(書面申し入れ→労基署相談→退職)
入社後に求人票と条件が違ったときの対処フロー(書面申し入れ→労基署相談→退職)

内定後ではなく、入社してから「求人票と違う」と気づいたとき——これが一番辛い状況ですよね。でも、対処の選択肢はちゃんとあります。

「ハローワーク経由で応募した企業で、求人票と労働条件通知書が3点違っていた(基本給・試用期間の有無・転勤の可否)。賞与の計算に影響する基本給が予告より1万5千円低く、辞めてよいか悩んでいる」——こうした相談は珍しくありません。元採用担当者の見解では「求人票と通知書が一致しないのはグレーどころかブラックに近い」との声もあります。

  1. 会社に書面で申し入れる
    まず直属の上司または人事担当者に「求人票ではこうなっていましたが、実際の条件と異なります。確認・改善をお願いしたいです」と伝えます。口頭ではなく書面(メール等)で記録を残すことが大事です。
  2. 解決しない場合は労働基準監督署に相談
    会社が改善しない場合、最寄りの労働基準監督署(無料)に相談できます。「労働条件の明示義務違反」として是正指導が入るケースがあります。厚生労働省の「総合労働相談コーナー」でも相談受付中です。
  3. 退職・転職を検討する
    労基署の指導後も改善がない、または条件相違が重大な場合は、「雇用条件の詐称」を理由に退職することも正当な選択肢です。就業規則や雇用契約書を確認しておきましょう。
  • 応募時の求人票のコピー(スクリーンショット・印刷)を入社前から保管しておく
  • 労働条件通知書は必ず手元に保管する(会社に返却しない)
  • 会社との交渉はメールや書面で行い、記録を残す

求人票をプリントアウトして持参する習慣は、こうした証拠保全の観点からも有効です。

求人票でブラック企業を見抜くには?

求人票に潜むブラック企業のサイン7つ(給与幅・休日日数・みなし残業・採用頻度など)
求人票に潜むブラック企業のサイン7つ(給与幅・休日日数・みなし残業・採用頻度など)

求人票にはブラック企業かどうかを判断するためのヒントが隠れています。「危険サインを知ってから見る」と見え方が変わりますよ。

  • 給与幅が異常に広い: 「月給25〜100万円」など。最低額に落ち着く可能性が高い
  • 「やりがい重視」「成長できる」が前面に出ている: 給与・福利厚生で訴求できない状況の可能性
  • 年間休日105日以下: 法定最低ライン付近で余裕がない
  • みなし残業45時間超: 長時間残業が常態化している可能性
  • 「積極採用中」「随時応募受付」: 離職者が多くて常に募集している可能性
  • 福利厚生・社会保険に関する記載がない: 法定外福利厚生が整備されていない可能性
  • 「アットホームな職場」: 定性的な表現のみで客観的な情報がない

危険サインを発見したら、口コミサイト(OpenWork・転職会議)でリアルな評価を確認しましょう。ブラック企業の見分け方|求人・面接・口コミから見抜く方法に詳しくまとめています。企業研究の観点からは企業研究のやり方も参考にしてください。

よくある質問

求人票に書いていないことを知るにはどうすればいい?

3つの方法があります。口コミサイト(OpenWork・転職会議)で社員の声を確認すること。転職エージェントに「内情を教えてもらえますか」と頼むこと。そして面接で「実際の残業時間」「有給の取得実績」「研修制度の実態」などを直接質問することです。転職エージェントは企業の担当者と普段からやり取りがあるため、公開されていない情報を持っていることがあります。

みなし残業は何時間以下が安全か?

法律上の上限は月45時間・年360時間(労働基準法第36条)です。目安として30時間以内なら許容範囲と感じる人が多く、45時間に近づくほど「残業が多い職場」とみなしていいでしょう。業種によっても異なるため、他の応募先と比較することが大切です。

週休2日制と完全週休2日制の違いは?

「完全週休2日制」は毎週必ず2日間休めることを意味します。一方「週休2日制」は「月に1回以上、週2日休みがある」という意味で、他の週は1日しか休めない可能性があります。「完全」という文字があるかないかで年間20日以上の差が出ることもあるため、必ず確認してください。

ハローワーク求人票の賞与欄はどう読む?

「賞与年2回・20〜30万円」という記載は、1回あたりか年間合計かが判断できません。面接で「賞与はおよそいくらいただけますか? 1回あたりの金額でしょうか?」と直接確認するのが確実です。賞与の計算基準が基本給ベースか月給全体ベースかも確認しておくと、入社後のギャップを防げます。

求人票はどこまで信用できる?

求人票は「募集広告」であり、法的拘束力はありません。完全な信頼は難しいですが、2024年の法改正により、以前よりも情報の正確性は改善されています。重要な条件は必ず面接や内定後の労働条件通知書で確認する習慣をつけると安心です。

求人票と実際の条件が違ったらどうすればいい?

内定後に気づいた場合は、まず企業に確認を取りましょう。「求人票では〇〇と記載がありましたが、いただいた労働条件通知書では〇〇となっています。どちらが正しいですか?」と尋ねれば失礼にはなりません。入社後に気づいた場合は、会社への書面申し入れ→解決しなければ労働基準監督署への相談、という手順になります。

求人票と全く違う職種を面接で打診されたらどうすればいい?

求人票と全く異なる職種・仕事内容を面接で打診されるケースは実際にあります。断る権利は完全にあります。求職者はその時点で時間・交通費を使っているため、求人票の内容確認は応募前に必ず行いましょう。

まとめ

求人票の読み方は、一度コツをつかめばどんな求人を見るときにも使える転職スキルです。最初は複雑に見えるかもしれないけど、いくつかのポイントを押さえるだけで見え方がガラリと変わります。

  • 給与欄: みなし残業を3ステップで計算して実質基本給を把握する
  • 休日欄: 「完全週休2日制」の文字を確認し、年間休日112日以上かチェック
  • 賞与欄: 1回あたりか年間合計か、面接で必ず確認する
  • 福利厚生欄: 社会保険4種完備・退職金制度の有無を確認する
  • 2024年法改正の3項目: 業務変更範囲・就業場所変更範囲・更新基準
  • 内定後: 労働条件通知書と求人票を並べて差異チェック
  • 入社後に条件相違を発見: 書面申し入れ→解決しなければ労基署相談

転職サイトの使い方も確認しながら、今日学んだポイントで実際の求人票を読んでみてください。あなたの転職が条件面でも納得できるものになるよう応援しています。

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