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Career Strategy · 業界×職種 業界×職種

不動産業界の営業に
転職するには?
未経験から始める
リアルな準備と戦略

不動産営業への転職を考えているあなたへ。未経験からの始め方、入社前に確認すべきチェックリスト、契約ゼロ期間の乗り越え方、年齢別の戦略、宅建資格の取得タイミングまで、2026年最新の情報をまとめました。

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Category Career Strategy

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています

「不動産の営業に転職してみたいけど、未経験で本当にやっていけるのかな」

「歩合制って聞くと不安だし、契約が取れなかったらどうなるんだろう」

「営業経験はあるけど、不動産はまったくの畑違い。32歳からでも遅くない?」

こういう不安を抱えながらも、不動産営業に惹かれている人は多いですよね。高収入を目指せる、成果がダイレクトに返ってくる、人の大きな買い物に関われる。魅力がはっきりしているからこそ、「自分にできるかどうか」が気になるんだと思います。

この記事では、未経験から不動産営業に転職するために知っておきたいことを、ひとつずつ整理してお伝えします。入社前に会社を見極めるチェックリストや、最初の契約ゼロ期間の乗り越え方、年齢別の戦略など、他の記事では触れていないテーマも取り上げました。

あなたの転職活動に、少しでも役立てたらうれしいです。

未経験でも不動産営業に転職できる理由

不動産営業は、未経験者を積極的に採用している業界のひとつです。求人サイトで「不動産 営業 未経験歓迎」と検索すると、1万件前後の求人がヒットする傾向があります。これだけ門戸が広い背景には、業界全体の人手不足があります。

不動産業界は離職率がやや高めの業界です。厚生労働省の雇用動向調査によると、不動産業・物品賃貸業の離職率は全産業平均を上回る水準で推移しています。つまり、人が入れ替わりやすく、常に新しい人材を求めている状態なんです。

「それって、入ってもすぐ辞める人が多いってこと?」と不安になるかもしれません。でも裏を返すと、チャンスが多い業界とも言えます。しっかり準備して入社すれば、同期の中で頭ひとつ抜けることも十分に可能です。

未経験歓迎の求人が多い背景

不動産会社が未経験者を歓迎する理由は、業界独自の商習慣にあります。

不動産営業で扱う知識の多くは、入社後に身につけるものです。物件情報や地域の相場感、契約書の読み方、住宅ローンの仕組みなど、実務を通じて覚える領域が広いため、入社時点で不動産の専門知識がなくても問題ありません。

むしろ会社側が見ているのは、コミュニケーション力や粘り強さ、目標に向かって動けるかどうかです。営業経験のある人は、この部分がすでに鍛えられているので、未経験でも評価されやすいんです。

他業界の営業経験が活きる場面

あなたがこれまで営業で培ったスキルは、不動産営業でもそのまま使えます。

たとえば法人営業の経験がある人は、顧客のニーズを聞き出すヒアリング力を持っています。不動産営業でもお客さんの希望条件を正確に把握する力はとても大切です。

「駅近がいい」と言っている人の本当の望みは「通勤が楽になること」かもしれない。そこまで掘り下げて提案できる人は、不動産営業でも活躍しやすいです。

新規開拓の経験がある人は、飛び込みやテレアポに抵抗が少ない分、スタートダッシュを切りやすいでしょう。商談のクロージング経験がある人は、契約に至るまでの押し引きの感覚を持っています。

営業の基本動作ができていれば、業界が変わっても応用が利きます。安心してください。

不動産営業の仕事内容とリアルな1日

不動産営業と一口に言っても、扱う物件の種類によって仕事の中身はかなり違います。転職前にこの違いを知っておくと、自分に合った会社を選びやすくなります。

賃貸仲介と売買仲介の違い

賃貸仲介は、アパートやマンションの部屋を探しているお客さんに物件を紹介する仕事です。1件あたりの取引額は家賃の1ヶ月分程度なので、件数をこなすスタイルが中心になります。

お客さんの回転が速く、1日に複数の内見を案内することもあります。

売買仲介は、マンションや一戸建ての購入・売却を手伝う仕事です。1件の取引で動く金額が数千万円になるため、仲介手数料も高額です。そのぶん1件の契約にかかる時間は長く、ひとりのお客さんに数ヶ月かけて対応するケースも珍しくありません。

未経験で入社するなら、まずは賃貸仲介からスタートする人が多いです。取引の流れが比較的シンプルで、経験を積みやすいからです。売買仲介は高い専門知識と交渉力が求められるため、賃貸仲介で基礎を固めてからステップアップするルートが一般的です。

ある売買仲介営業の1日

売買仲介営業の1日がどんな流れなのか、モデルケースで紹介します。編集部が作成したモデルケースで、実在の個人や企業を特定するものではありません。

朝は9時に出社して、メールチェックと物件情報の確認から始まります。新着物件が出ていれば、担当エリアのお客さんに合いそうかどうかを見極めます。

午前中は物件の下見に出ることもあります。お客さんに案内する前に、自分の目で物件の状態や周辺環境、日当たりなどを確認しておくのがプロの仕事です。

午後はお客さんとの面談や内見案内が入ります。希望条件をヒアリングしながら、3〜4件の物件を一緒に見て回ります。移動中の車内で雑談しながら信頼関係を築く時間でもあります。

夕方は事務作業です。契約書類の準備や物件資料の作成、翌日のスケジュール調整などを片付けます。繁忙期(1〜3月、9〜10月)はお客さんの対応が夜まで続くこともあります。

土日はお客さんが動きやすい曜日なので、内見や契約の予定が集中します。そのかわり、水曜日を定休日にしている会社が多いです。

入社前に確認すべきチェックリスト

入社してから「こんなはずじゃなかった」とならないように、面接で会社の実態を確認しておきましょう。面接は会社があなたを選ぶ場であると同時に、あなたが会社を選ぶ場でもあります。

面接でどんな質問をすればいいか、具体的にお伝えします。

給与体系と収入保証の確認ポイント

不動産営業の給与は、固定給と歩合給(インセンティブ)の組み合わせが基本です。見落としがちなのが、契約ゼロの月に手元にいくら残るかです。

面接で聞いてみてほしい質問があります。

「入社して最初の3ヶ月、契約が取れなかった場合、毎月の手取りはどのくらいになりますか?」

この質問に対して、具体的な金額を示してくれる会社は信頼度が高いです。逆に曖昧な回答しか返ってこない場合は、入社後に収入面で苦労する可能性があります。

歩合率についても確認しておきましょう。歩合率は会社によって差があり、仲介手数料の10%程度から30%を超える会社もあります。歩合率が高い会社は固定給が低い傾向にあるので、バランスを見て判断してください。

もうひとつ確認しておきたいのが、歩合の支給タイミングです。契約時に支払われるのか、物件の引き渡し完了後に支払われるのかで、実際にお金が入るタイミングが数ヶ月ずれることがあります。

研修制度と休暇制度の確認ポイント

未経験で入社するなら、研修制度がどれだけ整っているかで入社後の立ち上がりが変わります。

座学研修があるのか、いきなりOJT(先輩への同行)だけなのかで、スタートダッシュの切り方がまったく違ってきます。理想は、最初の1〜2ヶ月に座学で業界知識を学び、その後に先輩の商談に同席して実務を覚える流れです。

「入社後の研修はどのような内容で、期間はどのくらいですか?」と聞いてみましょう。「先輩について回って覚えてね」としか言わない会社よりも、カリキュラムが用意されている会社のほうが、未経験者には安心です。

休暇制度については、年間休日数だけでなく実態を聞くのがポイントです。「年間休日120日」と求人票に書いてあっても、実際に取れているかどうかは別の話です。

「先輩社員の方は、月に何日くらいお休みを取れていますか?」と聞けば、リアルな状況が見えてきます。

面接で聞いておきたい質問リスト

  • 契約ゼロの月の手取り額はいくらか
  • 歩合率はどのくらいか、上限はあるか
  • 歩合の支給タイミングはいつか
  • 入社後の研修内容と期間
  • 先輩社員の月の実休日数
  • ノルマの設定方法(個人目標かチーム目標か)

契約ゼロの時期を乗り越える方法

不動産営業に転職して、いちばん不安なのが「契約が取れなかったらどうしよう」という点ではないでしょうか。

未経験で入社して、最初の1〜3ヶ月は契約ゼロが珍しくありません。あなたの能力が足りないからではなく、お客さんとの信頼関係を築くのに時間がかかるからです。数千万円の買い物をするお客さんは、当然慎重になります。

この時期をどう過ごすかが、その後の成績を左右します。

メンタル面の対処法

契約ゼロが続くと、どうしても焦りが出ます。周りの先輩が契約を決めているのを見ると、自分だけ取り残された気持ちになることもあるでしょう。

最初の数ヶ月は種まきの時期です。今お客さんに丁寧に対応している時間は、数ヶ月後の契約につながります。不動産は検討期間が長い買い物です。

最初に接点を持ったお客さんが、3ヶ月後に「やっぱりあなたにお願いしたい」と連絡をくれることは実際にあります。

焦って強引な営業をすると、お客さんは離れていきます。信頼を築く期間だと割り切って、お客さんの話を丁寧に聞くことに集中してください。

収入面とスキル面の備え

契約ゼロの期間に備えて、入社前に生活費の計算をしておきましょう。固定給だけで生活費を賄えるかどうかを確認し、難しい場合は3ヶ月分の生活費を貯めてから転職するのが堅実です。

スキル面では、契約ゼロの期間こそ成長のチャンスです。先輩の商談に同行して、どんな言葉でお客さんの不安を解消しているかを観察しましょう。

先輩のトークをメモして、自分なりにアレンジして練習する。これを繰り返すことで、実際に自分が商談を任されたときの成功率が上がります。

物件知識を深める時間にも使えます。担当エリアの物件をできるだけ多く見て回り、「この物件ならこういう家族構成の人に合う」と自分なりの引き出しを増やしておくと、お客さんへの提案の幅が広がります。

先輩に聞いておきたいこと

「最初の契約が決まるまで、何ヶ月くらいかかりましたか?」と先輩に聞いてみてください。多くの先輩が同じ経験をしているので、具体的な乗り越え方を教えてもらえます。あなただけが苦労しているわけではありません。

年齢別の不動産営業への転職戦略

同じ未経験でも、25歳と35歳と45歳ではアピールの仕方が違います。あなたの年代に合った攻め方を知っておきましょう。

20代は行動力とポテンシャルで勝負

20代で未経験から不動産営業に飛び込む最大の強みは、体力と吸収力です。不動産営業は体力勝負の面があるため、若さはそのままアドバンテージになります。

この年代では、宅建資格は入社後に取得するのでも十分です。「入社後に宅建を取得します」と宣言し、学習計画を面接で伝えると、意欲が伝わります。

アピールのポイントは、これまでの営業や接客で見せた行動量です。「月に何件の飛び込み営業をした」「目標達成率が何%だった」など、数字で語れる実績があると強いです。

30代は営業経験と資格で差別化

30代の転職は、即戦力を求められるケースが増えます。営業経験を「不動産営業でどう活かせるか」に翻訳して伝えることが鍵です。

たとえば法人営業で培った提案力は、住宅購入を検討するお客さんへのコンサルティング営業にそのまま活きます。「お客さんの課題を発見して、解決策を提案してきた」という経験は、不動産営業でも高く評価されます。

30代の場合は、転職前に宅建資格を取得しておくと差別化できます。宅建を持っている未経験者と持っていない未経験者では、採用側の印象がかなり違います。「この人は本気で不動産業界に来る気がある」と伝わるからです。

40代は専門分野で即戦力をアピール

40代で不動産営業に転職する場合は、ゼネラリストよりもスペシャリストとしてのポジションを狙うのが効果的です。

たとえば法人向けの事業用不動産を扱う営業や、投資用マンションの営業など、専門性の高い分野であれば、これまでの業界知識やビジネス感覚が直接活かせます。

宅建資格に加えて、ファイナンシャルプランナー(FP)やマンション管理士など、周辺資格を持っていると選択肢が広がります。40代は「すぐに戦力になれる人材」を求められるので、資格と経験の掛け算でアピールしましょう。

宅建資格の取得タイミングと勉強法

不動産営業を語るうえで避けて通れないのが、宅建(宅地建物取引士)資格です。不動産取引の重要事項説明は宅建士にしかできない独占業務なので、長く働くなら取っておきたい資格です。

転職前に取るか入社後に取るか

年齢と状況によって判断が分かれます。

20代で「早く転職したい」という場合は、入社後に取得しても遅くありません。宅建なしでも応募できる求人は多く、入社後に会社の支援制度を使って取得する道があります。宅建の受験は毎年10月なので、4月入社なら約半年の準備期間があります。

30代以上で未経験転職する場合は、できれば転職前に取得しておくことをおすすめします。宅建を持っていること自体が「不動産業界で働く覚悟」の証明になり、採用面接で有利に働きます。

働きながらの勉強スケジュール

宅建の合格に必要な勉強時間は、目安として300〜400時間程度とされています。1日2時間の勉強を続ければ、5〜6ヶ月で合格ラインに届く計算です。

まず市販のテキストで全体像をつかむところから始めましょう。民法・宅建業法・法令上の制限・税金の4科目があります。このうち宅建業法は出題範囲が絞られていて得点を稼ぎやすい科目です。

テキストを1周読んだら、すぐに過去問に取りかかりましょう。過去問を繰り返し解くことで、出題パターンが見えてきます。直近10年分の過去問を3周以上解くのが合格者の王道パターンです。

通信講座やアプリを活用すると、通勤時間やスキマ時間を使えて効率的です。

宅建試験の基本情報

  • 試験日: 毎年10月の第3日曜日
  • 合格率: 15〜18%程度
  • 勉強時間の目安: 300〜400時間
  • 得点源にしやすい科目: 宅建業法
  • 受験申込: 7月頃(インターネット申込可)

年収と将来のキャリアパス

「で、実際いくら稼げるの?」と気になっている人は多いはず。年収の現実と、そこから広がるキャリアの話をしますね。

年収レンジと歩合制の仕組み

不動産営業の年収は、歩合制の影響で人によってかなり差があります。

厚生労働省の職業情報提供サイト(jobtag)によると、不動産営業の平均的な年収は概ね500万円台とされています。ただし、成果を出している営業は800万〜1,000万円以上を稼いでいるケースもあり、年収の幅がとても広い職種です。

未経験の1年目は、固定給がベースになるため年収300万〜400万円からスタートするのが一般的です。2年目以降、契約を安定して取れるようになると年収は上がっていきます。

歩合制の仕組みは会社によって異なりますが、基本的には「仲介手数料の一定割合が報酬として支払われる」形です。売買仲介の場合、1件の仲介手数料が100万円を超えることもあるので、月に2〜3件の契約を決めれば高収入が見えてきます。

営業から広がるキャリアの選択肢

不動産営業で経験を積んだあと、どこに向かうかは人それぞれです。

ひとつは、営業のまま収入を伸ばしていく道です。担当エリアを広げたり、売買仲介にステップアップしたりすることで、扱う案件の規模が大きくなり収入も上がっていきます。

マネジメントに進む人もいます。チームリーダーから店長、エリアマネージャーへと責任範囲を広げていく道です。自分の数字だけでなく、後輩を育てたりチーム全体の成績を伸ばしたりする力が試されます。

独立開業を目指す人もいます。宅建士の資格があれば、自分の不動産会社を立ち上げることも可能です。営業経験を5〜10年積んでから独立する人は少なくありません。

不動産の知識を活かして、不動産投資のコンサルタントや住宅ローンアドバイザーなど、隣接する分野にキャリアを広げる選択肢もあります。

今日からできるアクション

ここまで読んで、少しでも「やってみようかな」と思えたなら、今日できることを3つだけ紹介させてください。

まず始める3つのこと

まずひとつ目は、求人サイトで不動産営業の求人を検索してみることです。「未経験歓迎」のフィルターをかけて、どんな会社がどんな条件で募集しているかを見てみましょう。

応募しなくていいので、まずは市場を知ることが大切です。固定給の相場や歩合率、研修制度の有無など、何社か比較してみると業界の全体像が見えてきます。

ふたつ目は、宅建の入門テキストを1冊買って、最初の30ページだけ読んでみることです。「宅建業法とは」「重要事項説明とは」といった基本的な部分に触れるだけで、不動産業界の仕組みが少しずつわかってきます。

勉強を始めるハードルを下げるために、まず本を手に取ることから始めましょう。

3つ目は、自分の営業経験を棚卸しすることです。これまでの営業で出した成果を数字で書き出してみてください。「月間売上〇〇万円」「新規顧客獲得〇〇件」「目標達成率〇〇%」など、この数字が不動産営業の面接であなたの強みを証明する武器になります。

転職活動は、動いてみないと何も始まりません。完璧に準備が整うのを待つ必要はないです。あなたが「やってみたい」と思った気持ちを、ぜひ大切にしてください。

まとめ

不動産営業への転職は、しっかり準備すれば未経験からでも十分にチャレンジできます。入社前に給与体系・研修制度・休暇の実態を確認し、最初の契約ゼロ期間は「種まきの時期」と割り切って先輩から学ぶことが重要です。年齢に合った戦略(20代は行動力、30代は経験と資格、40代は専門性)で臨み、特に30代以上なら転職前の宅建取得がおすすめです。

  • 未経験歓迎の求人が多く、他業界の営業経験がそのまま活かせる
  • 入社前に給与体系・研修制度・休暇の実態を面接で確認
  • 最初の契約ゼロ期間は「種まき」と割り切り、先輩から学ぶ
  • 年齢別戦略で差別化。30代以上なら宅建取得が有利
  • チェックリストと年齢別戦略を活用して会社を見つける

この記事で紹介したチェックリストや年齢別の戦略を活用して、あなたに合った会社を見つけてください。応援しています。

あなたの転職が成功するよう、
CareerCompass は応援しています。

Editorial Standards

この記事の制作方針

CareerCompassでは、公式情報の確認、比較観点の整理、公開後の更新確認をもとに、読者が判断しやすい形で記事を制作しています。

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